令和3年度 南部徳洲会病院 病院指標
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 69 | 124 | 166 | 267 | 512 | 662 | 1239 | 1442 | 1747 | 941 |
令和3年度の退院患者数を年代別に割り振ってます(平均年齢68.2歳)。(昨年度平均年齢70.2歳)中でも後期高齢者を含む70歳以上の患者さんの割合は、全体のうち半数以上を占めており、当院においては、後期高齢者の患者様が多い状況です。
当院は救急患者さんを断らずに幅広い年代を受け入れているため、昨年より平均年齢も少し若くなっています。
当院は救急患者さんを断らずに幅広い年代を受け入れているため、昨年より平均年齢も少し若くなっています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 | 239 | 13.17 | 13.14 | 3.77 | 83 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 | 162 | 16.77 | 20.57 | 14.81 | 84.08 | |
050130xx9900xx | 心不全 | 137 | 17.7 | 17.35 | 5.11 | 82.67 | |
0400800499x00x | 肺炎等(市中肺炎以外かつ75歳以上) | 65 | 16.32 | 18.63 | 4.62 | 88.69 | |
080010xxxx0xxx | 膿皮症 | 43 | 13.26 | 13.07 | 0 | 79.16 |
当院の内科は、内科と総合診療科を合算した数字となっています。
内科の症例の大半は感染症であり、高齢者では尿路感染症が多くなっています。
しかし、実際には内科、総合診療科では、DPC診断群分類(DPCコード)の対象外となっているCOVID-19の患者さまが、 全患者数887件(前年度243件)と最も多く
そのうち糖尿病がない180030xxxxxx0xの患者様が718件、
糖尿病の持病があるDPCコード180030xxxxxx1xは169件でした。
内科の症例の大半は感染症であり、高齢者では尿路感染症が多くなっています。
しかし、実際には内科、総合診療科では、DPC診断群分類(DPCコード)の対象外となっているCOVID-19の患者さまが、 全患者数887件(前年度243件)と最も多く
そのうち糖尿病がない180030xxxxxx0xの患者様が718件、
糖尿病の持病があるDPCコード180030xxxxxx1xは169件でした。
循環器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050050xx9910xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患(検査・心臓カテーテル) | 62 | 3.29 | 3.06 | 0 | 70.03 | |
050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患(経皮的冠動脈形成術) (検査・心臓カテーテル) (検査・血管内超音波) | 26 | 9.04 | 4.36 | 0 | 69.08 | |
050030xx97000x | 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞(経皮的冠動脈形成術) | 20 | 18.85 | 11.87 | 0 | 68.75 | |
050050xx9920xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患(手術・処置なし) | 18 | 5.61 | 3.27 | 0 | 69.11 | |
050130xx9900xx | 心不全 | 16 | 29 | 17.35 | 6.25 | 82.25 |
循環器内科にて症例が多いのは狭心症・心筋梗塞などの急性・慢性の虚血性疾患の患者さんになります。
クリニカルパスを使用したカテーテル検査(診断)目的の狭心症の患者様が多くを占めています。
今年は、コロナ禍における入院患者の制限が影響し、狭心症、慢性虚血性心疾患(検査・心臓カテーテル)の患者さまは昨年と比べて半減しています。
当院では24時間体制で虚血性心疾患に対応しており、急性心筋梗塞は、20件中12件は緊急の経皮的冠動脈形成術を施行しております。
クリニカルパスを使用したカテーテル検査(診断)目的の狭心症の患者様が多くを占めています。
今年は、コロナ禍における入院患者の制限が影響し、狭心症、慢性虚血性心疾患(検査・心臓カテーテル)の患者さまは昨年と比べて半減しています。
当院では24時間体制で虚血性心疾患に対応しており、急性心筋梗塞は、20件中12件は緊急の経皮的冠動脈形成術を施行しております。
小児科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040090xxxxxx0x | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) | 12 | 4.5 | 5.83 | 0 | 1.83 | |
150070x1xx01xx | 川崎病(2歳未満) | (ー) | 3.86 | 9.67 | 0 | 0.57 | |
040100xxxxx00x | 喘息 | (ー) | 4.8 | 6.24 | 0 | 3.6 | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 | (ー) | 4.75 | 13.14 | 0 | 3.75 | |
140010x199x0xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) | (ー) | 3.33 | 6.13 | 33.33 | 0 |
小児科は、COVID-19の影響がありました。
県内で緊急事態宣言が発令されると家庭保育になり他の感染症の伝播も抑えられ、
誘発因子をさけることができたため、入院患者数は落ち着いていました。
数字が(ー)は患者様が10未満のため、個人情報が確定できないように示しています。
県内で緊急事態宣言が発令されると家庭保育になり他の感染症の伝播も抑えられ、
誘発因子をさけることができたため、入院患者数は落ち着いていました。
数字が(ー)は患者様が10未満のため、個人情報が確定できないように示しています。
外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060102xx99xxxx | 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 | 52 | 12.2 | 7.7 | 0.1 | 67.1 | |
060340xx99x0xx | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 | 44 | 13.3 | 9.62 | 0 | 82.5 | |
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) | 41 | 5.83 | 4.74 | 4.88 | 67.61 | |
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 | 37 | 8 | 9 | 0 | 54 | |
060335xx99x00x | 胆嚢炎等(手術なし) | 36 | 7.7 | 10.94 | 0 | 51 |
当院は急性期病院であるため、吐血・下血・腹痛に対して、夜間・休日問わず緊急の処置、手術対応が可能となっています。
今年は腸の憩室炎にて、救急外来を受診された患者が増えてきています。
又、コロナ禍による手術制限があり、全体的に手術を伴う疾患が減少しています。
今年は腸の憩室炎にて、救急外来を受診された患者が増えてきています。
又、コロナ禍による手術制限があり、全体的に手術を伴う疾患が減少しています。
整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 | 149 | 16.8 | 25.32 | 16.78 | 81.63 | |
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) | 55 | 7.5 | 19.34 | 7.27 | 7.27 | |
160620xx01xxxx | 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) | 53 | 7.8 | 13.52 | 0 | 0 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 | 52 | 8 | 4.99 | 0 | 0 | |
070343xx97x0xx | 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 | 26 | 16 | 15.77 | 3.85 | 3.85 |
当科では、加齢による骨折(股関節・大腿骨・胸椎・腰椎)の患者さまは、当院にある回復期リハビリ病棟への転棟を行うことが多く、
患者様の早期の在宅復帰、社会復帰を目的とし治療を行っています。
股関節・大腿近位骨折88件、胸椎、腰椎骨折42件は、回復期リハビリ病棟に転棟して加療しております。
前腕の骨折が年々増加傾向。平均年齢も50代、60代が増えてます。
肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。)は、近隣の医療機関より手術目的の入院が増えており、術後は紹介元の医療機関での
治療リハビリという連携体制をしております。全体的に平均在院日数が全国平均よりも短縮されています。
患者様の早期の在宅復帰、社会復帰を目的とし治療を行っています。
股関節・大腿近位骨折88件、胸椎、腰椎骨折42件は、回復期リハビリ病棟に転棟して加療しております。
前腕の骨折が年々増加傾向。平均年齢も50代、60代が増えてます。
肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。)は、近隣の医療機関より手術目的の入院が増えており、術後は紹介元の医療機関での
治療リハビリという連携体制をしております。全体的に平均在院日数が全国平均よりも短縮されています。
脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷(OPEなし) | 29 | 11.9 | 8.3 | 10.34 | 74.41 | |
010010xx9903xx | 脳腫瘍 | 28 | 9.71 | 17.1 | 39.29 | 67.57 | |
010060x2990200 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) | 28 | 18.3 | 19.01 | 10.71 | 80.36 | |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷(OPEあり) | 25 | 9.12 | 9.78 | 4 | 74.68 | |
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満)(脳出血) | 21 | 10.9 | 18.9 | 19.06 | 65.76 |
当科では、当院にある回復期リハビリ病棟と協力して、患者様の早期の在宅復帰、社会復帰を目指す治療を積極的に行っています。
160100xx99x00x頭蓋・頭蓋内損傷(OPEなし)は29件中8件、
010060x2990200脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)は28件中9件、
160100xx97x00x頭蓋・頭蓋内損傷(OPEあり)は25件中2件、
非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満)(脳出血)は21件中7件、回復期リハビリ病棟に転棟加療しています。
脳梗塞は、入院後2日後には、リハビリが行われる流れができております。その結果、全体的に平均在院日数が全国平均よりも短くなっています。
160100xx99x00x頭蓋・頭蓋内損傷(OPEなし)は29件中8件、
010060x2990200脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)は28件中9件、
160100xx97x00x頭蓋・頭蓋内損傷(OPEあり)は25件中2件、
非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満)(脳出血)は21件中7件、回復期リハビリ病棟に転棟加療しています。
脳梗塞は、入院後2日後には、リハビリが行われる流れができております。その結果、全体的に平均在院日数が全国平均よりも短くなっています。
心臓血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050163xx03x1xx | 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤(ステントグラフト内挿術) | (ー) | 10.63 | 15.18 | 0 | 77 | |
050130xx9900xx | 心不全(手術なし) | (ー) | 27.88 | 17.35 | 0 | 82.38 | |
050080xx0101xx | 弁膜症(連合弁膜症を含む) (OPEあり) | (ー) | 22.7 | 21.93 | 0 | 78.2 | |
050161xx9900xx | 解離性大動脈瘤(手術なし) | (ー) | 12.7 | 16.85 | 0 | 70 | |
050170xx03000x | 閉塞性動脈疾患(手術あり) (四肢血管拡張術) | (ー) | 16 | 5.32 | 0 | 75.3 |
当科では、成人心臓血管疾患を対象にした外科的治療を行っています。
今年は、心臓動脈瘤と腸骨動脈瘤に対応した手術が主でした。当院の対象疾患として、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞、心筋梗塞後合併症)、
大動脈疾患(胸部、腹部大動脈瘤、大動脈解離など)、末梢動脈心疾患(閉塞性動脈硬化症など)などの手術治療を担当しております。
数字が(ー)は患者様が10未満のため、個人情報が確定できないように示しています。
今年は、心臓動脈瘤と腸骨動脈瘤に対応した手術が主でした。当院の対象疾患として、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞、心筋梗塞後合併症)、
大動脈疾患(胸部、腹部大動脈瘤、大動脈解離など)、末梢動脈心疾患(閉塞性動脈硬化症など)などの手術治療を担当しております。
数字が(ー)は患者様が10未満のため、個人情報が確定できないように示しています。
呼吸器外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx97x00x | 肺の悪性腫瘍(手術あり) | 18 | 10.1 | 15.18 | 0.1 | 65.7 | |
040040xx99040x | 肺の悪性腫瘍(手術なし) (化学療法) | (ー) | 3 | 17.35 | 0 | 64.6 | |
040040xx9903xx | 肺の悪性腫瘍(手術なし) (化学療法+放射線療法) | (ー) | 3.75 | 21.93 | 0 | 80.75 | |
040010xx99x30x | 縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍(手術なし)(化学療法+中心静脈) | (ー) | 6 | 16.85 | 0 | 40 | |
040010xx01x0xx | 縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍(手術あり) | (ー) | 11 | 5.32 | 0 | 66 |
当科では、胸部にある肺・気管・気管支・縦隔・胸壁・横隔膜など心臓や食道以外の呼吸器に関わる疾患の手術治療を行っています。
肺癌に対する治療も進歩しており、集学的治療(手術治療(胸腔鏡下を用いた手術、)化学療法、放射線療法)によって治療成績の改善が図れています。
数字が(ー)は患者様が10未満のため、個人情報が確定できないように示しています。
肺癌に対する治療も進歩しており、集学的治療(手術治療(胸腔鏡下を用いた手術、)化学療法、放射線療法)によって治療成績の改善が図れています。
数字が(ー)は患者様が10未満のため、個人情報が確定できないように示しています。
産婦人科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
120260xx01xxxx | 分娩の異常 | 28 | 8.64 | 9.38 | 0 | 31.57 | |
120090xx97xxxx | 生殖器脱出症 | 19 | 7.79 | 8.31 | 0 | 71.42 | |
120200xx99xxxx | 妊娠中の糖尿病 | 12 | 2 | 5.37 | 0 | 35.08 | |
12002xxx02x0xx | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 | 10 | 5.1 | 3.05 | 0 | 43.2 | |
120140xxxxxxxx | 流産(稽留流産) | (ー) | 1 | 2.44 | 0 | 37 |
産婦人科では、幅広く様々な疾患に対する取り組みがなされています。医師3人(内女医1人)体制で診療しているため、
お産、子宮脱、子宮頸癌、など幅広く診療しております。
数字が(ー)は患者様が10未満のため、個人情報が確定できないように示しています。
お産、子宮脱、子宮頸癌、など幅広く診療しております。
数字が(ー)は患者様が10未満のため、個人情報が確定できないように示しています。
皮膚科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
080020xxxxxxxx | 帯状疱疹 | 43 | 8.26 | 9.22 | 0 | 74.47 | |
080010xxxx0xxx | 膿皮症(蜂巣炎) | 24 | 13.96 | 13.07 | 0 | 79.04 | |
080250xx9701xx | 褥瘡潰瘍(OPEあり、重度褥瘡処置) | 15 | 43 | 45.53 | 33.33 | 82 | |
050180xx99xx0x | 静脈・リンパ管疾患 | (ー) | 19.2 | 14.05 | 0 | 78.8 | |
080250xx99x1xx | 褥瘡潰瘍(重度褥瘡処置) | (ー) | 19 | 32.36 | 0 | 96 |
当科の上位5疾患は前年と同様の疾患と順位になっております。ただ、コロナ禍における入院患者の制限が影響し、患者数は減少しましたが、平均在院日数は短縮されました。帯状疱疹治療の秘訣は早めに治療を受けることです。薬剤の投与が遅れると最初痛くなくても後から痛くなり帯状疱疹後神経痛が残りやすくなります。急性膿皮症(蜂巣炎)は抗生剤にて治療を行います。下肢の急性膿皮症(蜂巣炎)は、治療で炎症反応が下がっても、発赤腫脹を残し、うっ滞性皮膚炎に移行することがあります。
その場合は、分厚い包帯で巻いたり、弾性ストッキングによる圧迫治療を行いますが、治りにくいことがよくあります。高齢者の褥瘡潰瘍患者さまが増えてきています。近隣の施設、医療機関からの紹介も増えてきています。
数字が(ー)は患者様が10未満のため、個人情報が確定できないように示しています。
その場合は、分厚い包帯で巻いたり、弾性ストッキングによる圧迫治療を行いますが、治りにくいことがよくあります。高齢者の褥瘡潰瘍患者さまが増えてきています。近隣の施設、医療機関からの紹介も増えてきています。
数字が(ー)は患者様が10未満のため、個人情報が確定できないように示しています。
泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
11012xxx97xx0x | 上部尿路疾患 (経尿道的尿管ステント留置術) | 187 | 4.51 | 7.16 | 6.42 | 75.99 | |
110080xx03xxxx | 前立腺の悪性腫瘍 (経皮的放射線治療用金属マーカー留置術、 放射線治療) | 123 | 2.76 | 2.76 | 0.81 | 73.84 | |
11012xxx04xxxx | 上部尿路疾患 (体外衝撃波腎・尿管結石破砕術) | 109 | 1.51 | 2.59 | 0 | 56.03 | |
110080xx991xxx | 前立腺の悪性腫瘍 (前立腺生検) | 104 | 2.34 | 2.5 | 0 | 71.13 | |
11012xxx020x0x | 上部尿路疾患 | 63 | 5.06 | 5.56 | 0 | 61.75 |
当科では、泌尿器科悪性疾患(泌尿器科癌一般:前立腺癌、膀胱癌、腎癌、精巣悪性腫瘍、副腎腫瘍等)およびロボット手術を含めた、外科的処置(手術)を必要とする泌尿器科疾患、特に泌尿器科的救急疾患(結石性腎盂腎炎、尿路変向等)を主として診療にあたっています。放射線治療科と協力し、前立腺癌の治療も多く行っています。
前立腺癌に放射線治療を施行するためには目印となる金マーカーを前立腺の中に留置することが必要です。
前立腺癌に放射線治療を施行するためには目印となる金マーカーを前立腺の中に留置することが必要です。
救急医学科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 | 85 | 10.34 | 13.14 | 3.53 | 81.54 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 | 56 | 11.11 | 20.57 | 21.43 | 82.11 | |
0400800499x01x | 肺炎等(市中肺炎以外かつ75歳以上) | 25 | 12.32 | 21.39 | 12 | 88.72 | |
180010x0xxx2xx | 敗血症(1歳以上) | 17 | 26.94 | 31.19 | 29.41 | 75.88 | |
080010xxxx0xxx | 膿皮症(蜂巣炎) | 15 | 10.13 | 13.07 | 0 | 82.4 |
当科では、救急疾患を多く扱っております。
当科の上位5疾患は感染症です。高齢化に伴い、近隣の医療機関、施設入所されている患者様が増加しています。
治療後は紹介元の医療機関又は施設に戻っています。
医療、介護の場で、緊急疾患が多くなっており、患者さまが安心して受けられる診療を行うよう努めます。
当科の上位5疾患は感染症です。高齢化に伴い、近隣の医療機関、施設入所されている患者様が増加しています。
治療後は紹介元の医療機関又は施設に戻っています。
医療、介護の場で、緊急疾患が多くなっており、患者さまが安心して受けられる診療を行うよう努めます。
放射線科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110080xx03xxxx | 前立腺の悪性腫瘍 (経皮的放射線治療用金属マーカー留置術、 放射線治療) | 123 | 2.8 | 2.76 | 0 | 73.9 | |
070040xx99x2xx | 転移性骨腫瘍(放射線療法) | 35 | 8.9 | 20.77 | 0.1 | 70 | |
010010xx9903xx | 転移性脳腫瘍(放射線療法) | 28 | 10.2 | 17.1 | 0.1 | 64 | |
110080xx9903xx | 前立腺の悪性腫瘍(放射線療法+化学療法) | 21 | 17 | 12.66 | 0 | 75.7 | |
110080xx9902xx | 前立腺の悪性腫瘍(放射線療法) | 15 | 14.8 | 24.15 | 0 | 68.9 |
放射線治療は、外来通院で可能な点が特徴です。(抗がん剤の併用が必要であったり、離島その他の理由で入院治療となる場合もあります。)上記の数値は入院した方のみで集計しておりますので実際の件数とかなり乖離があります。2020年6月から最新型のピンポイント放射線治療装置サイバーナイフM6を導入しております。(事前に泌尿器科1泊入院して、機械にとっての目印となる金マーカーを前立腺の中に留置する処置が必要となります。)またサイバーナイフは脳転移をはじめとする脳腫瘍、肺腫瘍、肝腫瘍、骨転移にも有効です。詳しくは当院ホームページ内の放射線治療科の部分をご参照ください。
今後もより低侵襲・短期間・高精度な放射線治療を提供してまいります。
今後もより低侵襲・短期間・高精度な放射線治療を提供してまいります。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 11 | (ー) | (ー) | 12 | (ー) | (ー) | 1 | 8 |
大腸癌 | (ー) | 19 | 26 | 13 | (ー) | 19 | 1 | 8 |
乳癌 | (ー) | 12 | (ー) | (ー) | (ー) | 0 | 1 | 8 |
肺癌 | 14 | (ー) | 28 | 24 | (ー) | (ー) | 1 | 8 |
肝癌 | (ー) | (ー) | (ー) | (ー) | (ー) | 14 | 1 | 8 |
5大がんと呼ばれる胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がんの患者さまの数を、初発のUICC病期分類別、
および再発に分けて集計しています。
UICC病期分類とは、UICC病期分類国際対がん連合によって定められた、①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への転移状況、③遠隔転移の有無の3つのカテゴリによって各がんをI期(早期)からⅣ期(末期)の4病期(ステージ)に分類するものです。「初発」とは、当院において初回治療を実施した場合を指します。
「再発」とは、当院、他施設を問わずに初回治療が完了した後、当院にて診療した場合や、がん寛解後に再発または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
昨年と比較すると、肺癌のステージⅢ、Ⅳの件数が増加しています。
患者数が10未満の場合、個人情報が特定されないように(-)の表示としております。
および再発に分けて集計しています。
UICC病期分類とは、UICC病期分類国際対がん連合によって定められた、①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への転移状況、③遠隔転移の有無の3つのカテゴリによって各がんをI期(早期)からⅣ期(末期)の4病期(ステージ)に分類するものです。「初発」とは、当院において初回治療を実施した場合を指します。
「再発」とは、当院、他施設を問わずに初回治療が完了した後、当院にて診療した場合や、がん寛解後に再発または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
昨年と比較すると、肺癌のステージⅢ、Ⅳの件数が増加しています。
患者数が10未満の場合、個人情報が特定されないように(-)の表示としております。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 19 | 11.53 | 58.58 |
中等症 | 93 | 12.13 | 81.47 |
重症 | 16 | 16.06 | 88.81 |
超重症 | 0 | 0 | 0 |
不明 | 0 | 0 | 0 |
成人市中肺炎とは、普段の社会生活の中でかかる肺炎です。
上記の表は、成人の肺炎患者さんについて重症度別(A-DROPシステム)に平均在院日数、平均年齢を集計したものです。
当院では、中等症の患者さんが多く、中等症~超重症で70歳代、80歳代と年齢が高くなると呼吸不全の合併症が多く、人工呼吸器やNPPV、ネイザルハイフロー等の呼吸をサポートする機器の使用も必要となり入院期間も長くなります。
上記の表は、成人の肺炎患者さんについて重症度別(A-DROPシステム)に平均在院日数、平均年齢を集計したものです。
当院では、中等症の患者さんが多く、中等症~超重症で70歳代、80歳代と年齢が高くなると呼吸不全の合併症が多く、人工呼吸器やNPPV、ネイザルハイフロー等の呼吸をサポートする機器の使用も必要となり入院期間も長くなります。
脳梗塞の患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 117 | 26.6 | 75.22 | 12.03 |
その他 | 16 | 20.75 | 73.69 | 0 |
脳梗塞を発症した患者さんを発症時期で区分して集計しています。
上記の平均在院日数は、急性期病棟にいた日数です。
なお、当院にある回復期リハビリ病棟に転棟した患者様を合算した場合の平均在院日数は
3日以内 38.94日、その他 29.25日になっています。
協力して、患者様の早期の在宅復帰、社会復帰を目指す治療を積極的に行っています。
上記の平均在院日数は、急性期病棟にいた日数です。
なお、当院にある回復期リハビリ病棟に転棟した患者様を合算した場合の平均在院日数は
3日以内 38.94日、その他 29.25日になっています。
協力して、患者様の早期の在宅復帰、社会復帰を目指す治療を積極的に行っています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
循環器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5463 | 経皮的冠動脈形成術(その他) | 34 | 7.21 | 3.18 | 0 | 69.85 | |
K5461 | 経皮的冠動脈形成術(急性心筋梗塞) | 10 | 0 | 17.6 | 0 | 66.3 | |
K597-2 | ペースメーカー交換術 | (ー) | 2 | 9.25 | 12.5 | 82.88 | |
K5462 | 経皮的冠動脈形成術(不安定狭心症) | (ー) | 0.2 | 28.2 | 0 | 77 | |
K596 | 体外ペースメーキング術 | (ー) | 5.2 | 13.2 | 0 | 79.6 |
循環器内科では、虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症など)に対する経皮的冠動脈形成術と経皮的冠動脈ステント留置術といった
心臓カテーテル治療が多いです。
心臓カテーテル治療は、腕や足の血管から心臓まで管を通して病変を治療する方法です。前年度と順位に変動はありませんが、
急性心筋梗塞の患者さまへの早期診断・治療が可能なため、経皮的冠動脈形成術術(急性心筋梗塞)の平均術前日数が0となっています。
当院では24時間体制で虚血性心疾患に対応しております。
今年は、コロナ禍における入院患者の制限が影響し、狭心症、慢性虚血性心疾患の患者さまは昨年と比べて減小しています。
患者数が10未満の場合、個人情報が特定されないように(-)の表示としております。
心臓カテーテル治療が多いです。
心臓カテーテル治療は、腕や足の血管から心臓まで管を通して病変を治療する方法です。前年度と順位に変動はありませんが、
急性心筋梗塞の患者さまへの早期診断・治療が可能なため、経皮的冠動脈形成術術(急性心筋梗塞)の平均術前日数が0となっています。
当院では24時間体制で虚血性心疾患に対応しております。
今年は、コロナ禍における入院患者の制限が影響し、狭心症、慢性虚血性心疾患の患者さまは昨年と比べて減小しています。
患者数が10未満の場合、個人情報が特定されないように(-)の表示としております。
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | 41 | 1 | 3.8 | 0 | 67.6 | |
K7181 | 虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | 28 | 1.7 | 4.7 | 0 | 38 | |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 23 | 1 | 4.7 | 0 | 53.8 | |
K7193 | 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術 | 20 | 4.8 | 28.9 | 0 | 75.15 | |
K6113 | 抗悪性腫瘍動脈内持続注入用埋め込み型カテーテル設置 | 18 | 3.8 | 21.4 | 0 | 59.2 |
腹部外科における様々な手術が対応可能となっております。
腹腔鏡術(胆嚢、胆嚢炎、結腸悪性)は患者様の負担が少ない治療を優先して行っています。
鼠径ヘルニア手術、虫垂切除術、腹腔鏡下胆嚢摘出術は、「クリニカルパス」を導入しているため、医療の標準化が図られています。
特に腹腔鏡下胆嚢摘出術の術後日数は、17.4日から今年は4.7日とパス運用がうまくできたため、大幅に短縮しています。
腹腔鏡術(胆嚢、胆嚢炎、結腸悪性)は患者様の負担が少ない治療を優先して行っています。
鼠径ヘルニア手術、虫垂切除術、腹腔鏡下胆嚢摘出術は、「クリニカルパス」を導入しているため、医療の標準化が図られています。
特に腹腔鏡下胆嚢摘出術の術後日数は、17.4日から今年は4.7日とパス運用がうまくできたため、大幅に短縮しています。
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) | 129 | 2.43 | 17.2 | 12.4 | 77.51 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 51 | 4.82 | 16.9 | 19.61 | 82.94 | |
K1426 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成 | 48 | 1.08 | 12.4 | 6.25 | 68.67 | |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕) | 32 | 1.2 | 2.9 | 0 | 56.8 | |
K0483 | 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕) | 29 | 0.2 | 1 | 0 | 54.7 |
整形外科では、骨折観血的手術(大腿)の手術が多いです。高齢化社会に伴い、骨粗鬆症による大腿骨骨折が増加しています。
人工骨頭挿入術(股)、脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成)は離島、又は近隣の医療機関より手術目的の入院が増えており、
術後は紹介元の医療機関での治療リハビリと連携体制をとっております。
手術のKコードでみると、件数の多い順としては、K0461(骨折観血的手術(大腿))、K0462(骨折観血的手術(前腕・下腿)、K0821(人工関節置換術(膝)、K0483(骨内異物除去術(前腕・下腿)、K0811(人工骨頭挿入術(股))です。当院ではK0462とK0483は部位別に集計しました。
骨折観血的手術(前腕)の手術が昨年より増加してます。平均年齢50代が最も多く原因は転倒が多いです。
夜間・休日問わず緊急の処置、手術対応が可能となっています。
人工骨頭挿入術(股)、脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成)は離島、又は近隣の医療機関より手術目的の入院が増えており、
術後は紹介元の医療機関での治療リハビリと連携体制をとっております。
手術のKコードでみると、件数の多い順としては、K0461(骨折観血的手術(大腿))、K0462(骨折観血的手術(前腕・下腿)、K0821(人工関節置換術(膝)、K0483(骨内異物除去術(前腕・下腿)、K0811(人工骨頭挿入術(股))です。当院ではK0462とK0483は部位別に集計しました。
骨折観血的手術(前腕)の手術が昨年より増加してます。平均年齢50代が最も多く原因は転倒が多いです。
夜間・休日問わず緊急の処置、手術対応が可能となっています。
脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭) | 26 | 1.65 | 25.8 | 7.69 | 76.81 | |
慢性硬膜下血腫に対して行う、慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭)は頭の骨に小さな穴をあけて中の血を吸引する手術です。
頭蓋内血腫術は文字の通り、開頭で、血腫を除去する手術です。
頭痛や歩行障害などの症状がでている場合は速やかに手術を受けることをおすすめします。
頭蓋内血腫術は文字の通り、開頭で、血腫を除去する手術です。
頭痛や歩行障害などの症状がでている場合は速やかに手術を受けることをおすすめします。
呼吸器外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K514-22 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) | (ー) | 1.3 | 7.8 | 0.1 | 67.8 | |
K514-23 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) | (ー) | 1.25 | 9.8 | 0 | 60.5 | |
K5132 | 胸腔鏡下肺切除術(部分切除) | (ー) | 1.5 | 4.75 | 0 | 44 | |
K514-21 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) | (ー) | 2.3 | 4.6 | 0 | 48.6 | |
K513-2 | 胸腔鏡下良性縦隔腫瘍手術 | (ー) | 1.3 | 1.3 | 0 | 57.3 |
呼吸器外科では、肺手術を主に行っており、患者さまに負担が少ない治療(胸腔鏡下手術)を行っています。
治療は呼吸器疾患ガイドラインに従い、その患者様に合わせた最善の治療を行います。
当科は予定入院が主ですが、今年は、コロナ禍における入院患者の制限が影響し、患者数が減少しています。
患者数が10未満の場合、個人情報が特定されないように(-)の表示としております。
治療は呼吸器疾患ガイドラインに従い、その患者様に合わせた最善の治療を行います。
当科は予定入院が主ですが、今年は、コロナ禍における入院患者の制限が影響し、患者数が減少しています。
患者数が10未満の場合、個人情報が特定されないように(-)の表示としております。
心臓血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5551 | 弁置換術(1弁) | (ー) | 6.43 | 85.29 | 0 | 73.57 | |
K5612ロ | ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) | (ー) | 5 | 10.67 | 0 | 75.5 | |
K6153 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) | (ー) | 9.5 | 6.17 | 0 | 61 | |
K5603ニ | 大動脈瘤切除術(上行・弓部同時)(その他) | (ー) | 0.5 | 60.5 | 50 | 50.5 | |
K5601ニ | 大動脈瘤切除術(上行)(その他) | (ー) | 7 | 63 | 0 | 70 |
心臓血管外科は、循環器内科と連携し迅速に対応できる体制をとっております。
ステントグラフト内挿術は比較的新しい治療法ですが、近年は症例が増加している術式です。血管内側にステントグラフトを経カテーテルで留置し、
圧が動脈瘤にかからないようにして破裂を防ぐ方法です。
患者数が10未満の場合、個人情報が特定されないように(-)の表示としております。
ステントグラフト内挿術は比較的新しい治療法ですが、近年は症例が増加している術式です。血管内側にステントグラフトを経カテーテルで留置し、
圧が動脈瘤にかからないようにして破裂を防ぐ方法です。
患者数が10未満の場合、個人情報が特定されないように(-)の表示としております。
産婦人科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8982 | 帝王切開術(選択帝王切開) | 25 | 1 | 6.44 | 0 | 30.84 | |
K8981 | 帝王切開術(緊急帝王切開) | 12 | 3.33 | 7.42 | 0 | 30.08 | |
K8651 | 子宮脱手術(腟壁形成手術及び子宮位置矯正術) | 12 | 1 | 5.83 | 0 | 72.42 | |
K867 | 子宮頸部(腟部)切除術 | 10 | 1 | 3.1 | 0 | 43.2 | |
K877 | 子宮全摘術 | (ー) | 1 | 7.11 | 0 | 46 |
産婦人科では、反復で予定して行う選択帝王切開が最も多く、
次に多いのは、分娩中に胎児機能不全や分娩停止による緊急帝王切開術です。
今年は子宮脱手術が増えてます。子宮脱とは、子宮を支えている靱帯や筋肉が緩み、その結果子宮が下がってくる病気です。高齢者で50%以上の方に起こると言われている非常にポピュラーな病気です。
良性腫瘍である子宮筋腫等の治療も行っています。
患者数が10未満の場合、個人情報が特定されないように(-)の表示としております。
次に多いのは、分娩中に胎児機能不全や分娩停止による緊急帝王切開術です。
今年は子宮脱手術が増えてます。子宮脱とは、子宮を支えている靱帯や筋肉が緩み、その結果子宮が下がってくる病気です。高齢者で50%以上の方に起こると言われている非常にポピュラーな病気です。
良性腫瘍である子宮筋腫等の治療も行っています。
患者数が10未満の場合、個人情報が特定されないように(-)の表示としております。
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 193 | 1.26 | 2.97 | 6.22 | 78 | |
K007-2 | 経皮的放射線治療用金属マーカー留置術 | 123 | 0.71 | 1.06 | 0.81 | 73.84 | |
K768 | 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 | 111 | 0.29 | 0.21 | 0 | 56.26 | |
K7811 | 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) | 62 | 0.56 | 3.48 | 0 | 61.29 | |
K8036ロ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他) | 46 | 1.28 | 5.17 | 2.17 | 76.96 |
当科では、泌尿器科悪性疾患(泌尿器科癌一般:前立腺癌、膀胱癌、腎癌、精巣悪性腫瘍、副腎腫瘍等)および外科的処置(手術)を必要とする
泌尿器科疾患(尿路結石、精巣捻転、尿路変向等)を主として診療にあたっています。手術はロボット手術を含めた、腹腔鏡手術、経尿道的手術、等内視鏡手術に加えて、困難な症例には開腹手術も行っています。同様に結石症に対しては体外衝撃波結石破砕術、内視鏡手術も可能です。
ちなみに経皮的放射線治療用金属マーカー留置術は、前立腺癌で放射線治療(サイバーナイフ)を行う前により安全な治療を行うための
マーキングを行う留置術です。
泌尿器科疾患(尿路結石、精巣捻転、尿路変向等)を主として診療にあたっています。手術はロボット手術を含めた、腹腔鏡手術、経尿道的手術、等内視鏡手術に加えて、困難な症例には開腹手術も行っています。同様に結石症に対しては体外衝撃波結石破砕術、内視鏡手術も可能です。
ちなみに経皮的放射線治療用金属マーカー留置術は、前立腺癌で放射線治療(サイバーナイフ)を行う前により安全な治療を行うための
マーキングを行う留置術です。
消化器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6871 | 内視鏡的乳頭拡張術 | 50 | 1.82 | 6.18 | 0 | 72.8 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 33 | 2.6 | 9.5 | 0 | 56.1 | |
K7212 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2㎝以上) | 10 | 0.7 | 2.9 | 0 | 76.4 | |
K721-4 | 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | (ー) | 1 | 6.7 | 0 | 40 | |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術) | (ー) | 0.8 | 4.8 | 0 | 66.3 |
当科は、内視鏡センターを2015年9月に開設しました。
沖縄は全国的に大腸がん・胆道系疾患が多いため、内視鏡的治療(患者さまに負担が少ない治療法)を積極的に行っています。
今年は、コロナ禍における入院患者の制限が影響し、内視鏡的乳頭拡張術、内視鏡的胆道ステント留置術は昨年と比較して約1/2減少しています
早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術が、2020年4月より当院で実施可能になっています。
患者数が10未満の場合、個人情報が特定されないように(-)の表示としております。
沖縄は全国的に大腸がん・胆道系疾患が多いため、内視鏡的治療(患者さまに負担が少ない治療法)を積極的に行っています。
今年は、コロナ禍における入院患者の制限が影響し、内視鏡的乳頭拡張術、内視鏡的胆道ステント留置術は昨年と比較して約1/2減少しています
早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術が、2020年4月より当院で実施可能になっています。
患者数が10未満の場合、個人情報が特定されないように(-)の表示としております。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | (ー) | 0.01 |
異なる | (ー) | 0.1 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 21 | 0.29 |
異なる | 63 | 0.88 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | (ー) | (ー) |
異なる | (ー) | 0.01 | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 21 | 0.29 |
異なる | 11 | 0.15 |
播種性血管内凝固症候群(DIC)は感染症、悪性腫瘍等に合併する事が多い疾患です。
敗血症、真菌感染も悪性腫瘍などの治療経過中に免疫不全状態から合併する事が多い病態です。
手術や処置などを行う際は、合併症を起こさないように細心の注意を払って行っています。
コロナ禍における入院患者の制限が影響し、全体的に多少減少しています。
患者数が10未満の場合、個人情報が特定されないように(-)の表示としております。
敗血症、真菌感染も悪性腫瘍などの治療経過中に免疫不全状態から合併する事が多い病態です。
手術や処置などを行う際は、合併症を起こさないように細心の注意を払って行っています。
コロナ禍における入院患者の制限が影響し、全体的に多少減少しています。
患者数が10未満の場合、個人情報が特定されないように(-)の表示としております。
更新履歴
2022/09/26 公開