診療受付時間

098-998-3221(代表)

輸血後感染症の案内が届いた患者様へ

  1. ホーム
  2. 診療科・部門
  3. 臨床検査部
  4. 輸血後感染症の案内が届いた患者様へ

日本国内で使用される輸血用血液製剤には、多くの安全対策が施され、その安全性は向上しておりますが、未だにウイルス感染症等の危険性を完全に排除することは困難となっております。
そこで厚生労働省は、輸血によるウイルス感染症を早期に発見するために、輸血後3ヶ月経過(もし輸血によりウイルス感染した場合、3ヶ月経過しないとウイルスが検出されない)に、血液検査を行うよう各医療機関へ通知しております。
当院でも、輸血後3ヶ月経過した患者様へ検査案内をお送りしております。

この検査は保険適応となっておりますので、検査時に保険本人負担分を支払わなくてはなりません。
もし、ウイルス感染症が陽性であれば早期に治療を開始することが可能となりますし、輸血後感染が証明されますと「生物由来製品の感染等による被害の救済制度」を受けることも可能となります。
検査を希望される患者様は、届いた案内を持参のうえ来院下さい。

検査項目

B型肝炎ウイルス検査(遺伝子検査を含む)

◎HBV核酸定量(PCR)
◎HBs抗原
◎HBc抗体(CLIA)

C型肝炎ウイルス検査(遺伝子検査を含む)

◎HCV核酸定量(PCR)
◎HCV抗体
エイズウイルス検査
◎HIV1,2抗体