便潜血検査を受けられる患者様へ
便潜血検査は、便に肉眼では見えない微量の血液が混ざっていないかを調べる検査で、主に大腸がんのスクリーニング検査として用いられています。
注意事項
①便のいろいろな箇所を採便棒でこすりとることが大事です。(便表面の場所によって血液がついていたりいなかったりするため)
②採便棒に多量の便をつけて容器に押し込まないよう注意して下さい。(偽陽性になることがございます)
③採取した便はなるべくすみやかに提出してください。採便容器を提出するまでに数日かかる場合は、採便容器を冷暗所または冷蔵(2℃~10℃)で保管して下さい。
検査手順
採便容器は、こちらからお渡しした専用のものをお使いいただきます。
①専用の紙の上に便を排泄します。
②専用の採便棒を使って、便の表面をまんべんなくこすりとります。
③保存液の入った容器に採便棒を戻します。
病院への提出方法
①総合受付にて「検体の提出です」と伝え、「外来患者カード」を受取ります。
②「外来患者カード」と検体(便)をC5(検査室)へ提出してお待ちください。
③検査室のスタッフより再度「外来患者カード」を受け取り、会計を済ませて終了です。