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リハビリテーション科

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担当医の紹介

仲宗根 啓(ナカソネ ケイ)

資格・専門医 日本泌尿器科学会 専門医・指導医
日本医師会 認定産業医


当院のリハビリテーション科で、2024年3月から勤務している仲宗根啓医師。これまでの経歴や仕事に対する思い、今後の目標などについて話を聞きました。
 

リハビリテーション科へ入職したきっかけを教えてください。

 もともと初期研修から泌尿器科医になるまで南部徳洲会で仕事をしていましたが、2019年に宮古島徳洲会病院へと移りました。しかし人生を左右するような大病を患ってしまい、今思うと想像を絶するリハビリ生活と休職期間の間に自分を見つめ直すことができ、今後は自分のように病気をしてしまった人がいかに安心して自宅で生活するか、ひいては仕事を含めた社会復帰までどのように一緒に考えていくことができるか、自分の経験を活かすことができるのではないかと思い、2024年3月に当院へ再入職しました。

休職期間のことを詳しくお聞かせいただけますか。

 入院中にできてたことでも、退院したら思いのほか体力がなかったり、思ってたのと違う!と戸惑うことも多かったです。病院が設定するゴールと自分が求める目標に微妙なギャップがあるだけで、そこを埋めるハードルがかなり高くなる気がしました。

それ以上に家族の戸惑いも伝わってくることも多く、日常生活に戻るだけでこんなに大変なんだと改めて痛感しました。その中で復職に対する不安も大きくなり、保険や年金の知識を全般的に身につけるために資格試験の勉強をスタートしたところ、これが自分にとっては息抜きにもなりファイナンシャルプランナーの2級や宅地建物取引士の資格を取得しました。

現在のお仕事や、今後取り組んでいきたいことはなんですか?

 赴任してまだ日が浅いのですが、患者さん側の立場を経験した身として、入院中の過ごし方や気持ちの浮き沈み、退院後の生活を想定したアドバイスを本人だけでなく家族さんにも行っています。退院後に日常生活を送ることは当然のこととして、どう復職までサポートできるか、とことん話し合って向き合っています。先ほど記載しましたが、病院が提示するゴールに対して本人がイメージできるかが大事だと感じていて、我々は入院中の数か月だけの付き合いかもしれないが、家族や周りでサポートする人はその後ずっと続いていくわけです。

少し大変だったり面倒に感じるかもしれませんが、そのためには話し合うのが一番お互い本音をぶつけ合えるわけですし、だからこそ責任を持って人生を左右する決断をしなきゃいけないと考えています。

今後は近隣の医療機関ともっと関わりを持って地域に貢献していきつつ、自分の資格試験の幅も広げていき「よろずや」的な立ち位置になれたら嬉しいです。

医師として大切にしていることはなんですか?

 医師を志したその日からいつか「お医者さん」になりたいと思っています。知識や技術的なことだけではなく、その人のバックグラウンドまで含めて一番良い方針を提案してあげられるような、気軽に声をかけてもらえるような存在になりたいです。
 

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