睡眠時無呼吸症候群(SAS)/不眠症外来
外来担当医表
診療時間 | 受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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昼診 | 13:30~ | ~16:00 | 宮崎総一郎(5日) |
いびき、不眠、日中の眠気にお悩みの方
現代社会では、多くの方々が眠りに関する悩みを抱えており、眠れない、眠った気がしないなどの問題が増加しています。その背後には、睡眠時無呼吸症候群 Sleep Apnea Syndrome 通称SAS(サス)と呼ばれる病気が隠れている場合があります。
睡眠時無呼吸症候群とは?
眠っている間に、呼吸が止まる(無呼吸)状態を繰り返す病気のことを言います。10秒以上の無呼吸が1時間で5回以上、症状がひどい場合、一晩で数百回以上繰り返す人もおり、睡眠の質の低下に繋がります。
睡眠や眠気の悩みの中に以下の症状は当てはまりませんか?
- 家族から睡眠中に呼吸が止まっていると指摘された
- いびきが大きく、自分のいびきで目が覚めたり、家族からいびきへの苦情がある
- 眠りが浅く、夜中に何度も目が覚める
- 夜中に2回以上トイレで起きる
- 朝起きたときに頭痛や口の中が乾燥していたり、だるさが残っている
- 十分な睡眠時間を取っても、眠った気がしない
- 日中、強い眠気を感じる
どれかひとつでも当てはまった方は、睡眠時無呼吸症候群の検査をお勧めします。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠の質の低下に加え、生活習慣病や認知症に深くかかわると言われており、当院では専門外来として【SAS(サス)外来】を設けています。
SAS外来とは?
SAS外来では、睡眠時無呼吸症候群に対する検査や治療を目的とした診療を行っています。
初診時には睡眠に関するお悩みをお聞きし、睡眠時無呼吸症候群の疑いがある場合、自宅に専用の機械を持ち帰って行う呼吸モニター検査や、1泊入院して行う睡眠ポリグラフ検査を行い、眠っている間のいびきや呼吸状態を調べます。無呼吸の程度は軽度、中度、重度に区分され、検査で重度の診断が出た場合、持続陽圧呼吸療法、通称CPAP(シーパップ)という治療を開始し、定期的な通院で無呼吸の状態を評価していきます。検査で睡眠時無呼吸症候群の診断に至らなかった場合でも、当院では月に1回「不眠外来」を設けており、睡眠健康指導などで、睡眠のお悩みについて寄り添ってまいります。
気になる症状がある方は、ぜひ一度当院の窓口までご相談ください。